R34GT-RのエンジンRB26DETTをお預かりしました。
これからオーバーホールで開けたところです。
開けてびっくりです。オイル管理が悪くてエンジン不調なのでオーバーホールと聞いていたのですが驚きです。
カーボンというかベタベタの糞みたいな物がたくさんです。カムキャップも見えません!
これはもしかしてオイル交換ほとんどしないで数万キロ走行したのかもしれません。
さて、これから分解し洗浄からです。
R34GT-RのエンジンRB26DETTをお預かりしました。
これからオーバーホールで開けたところです。
開けてびっくりです。オイル管理が悪くてエンジン不調なのでオーバーホールと聞いていたのですが驚きです。
カーボンというかベタベタの糞みたいな物がたくさんです。カムキャップも見えません!
これはもしかしてオイル交換ほとんどしないで数万キロ走行したのかもしれません。
さて、これから分解し洗浄からです。
引越しが終わって新しい工場での操業も10日過ぎてバタバタと何とかやっています。
その中で店頭にエンジン加工を持ってきていただけるお客様も多数!
本当に有りがたいです。
画像はビートル!
フラット4のワーゲンのクランクケースです。このケースはマグネシウム材の軽いケースです。
加工はメインメタルハウジング等の加工でお預かりしました。
測定し加工の段取りを進めます。
がんばります。
先日の1JZのヘッドです。やはり燃焼室スキッシュ部分が熔けてしまっています。画像でわかりますか?INT側です。
ピストンがあれだけダメージありましたからね。仕方ないと思います。さてどうやって修理しようかな?
スキッシュ部分をアルゴン盛りして修理するか、シリンダーヘッドは交換するかですね。
溶接修理も可能ですが、溶接することによって2次問題が出ることがありますので。悩みどころです。
水冷PORSCHEのシリンダー修理加工です。
数台たまってしまったので一度に加工を実施します。
シリンダー内面の痛みトラブルが多いエンジンなのか。
最近の当工場内ではよく見かけるエンジンです。
今回もロータリーエンジンの投稿です。
今回は13Bのエキセンのバランスの画像です。
なんとなく分かると思うのですが、ダミーローターをエキセンに取付して回しています。
最初にローターの頂点バランス&2個重量合わせを行います。同じ品番のローターでも重量差が結構あるので必ず実施します。
頂点部分の横面に穴をあけたりして回転バランスを調整加工します。
当然2個のローターの重量も合わせるのです。
その後ローター重量とシール類の重量をプラスしその後に味付けで重量を増してダミーローター重量を決めます。
そしてエキセンに取付しダイナミックバランス実施です。
今回はカウンターウエイトにタングステンを打たずにすみました。組み合わせで大変な事になるんです。
たまに見るRB26DETTシリンダーヘッドのINTポート亀裂!
RB26のINTポートは効率優先の為にガイドボス(盛り上がり)が無い形状をしています。
その為に亀裂が入りやすいのです。RB26だけでなくハイポート形状のエンジンは本当に注意してチェックしています。バイクのハヤブサのヘッドもFERRARI F355のヘッドでも亀裂を見たことがあります。
ポート研磨加工してあるヘッドは特に注意して見ています。
ちなみにココはTIG修理は無理です!
マツダ13Bエンジン加工の紹介です。
サイドハウジングの表面研磨&表面処理です。サイドハウジングは常に擦られています。その為に摩耗をしてしまいます。ロータリーエンジンの場合どうしてもセンター付近に大きく摩耗が出ます。
当社は平面研磨機使用し摩耗部分が綺麗になる様に研磨します。当然ですが、このままでは再度摩耗してしまうので、表面処理を施します。
表面摩耗に効く処理です。
当社得意のSR20VEのシリンダーヘッドの加工が出来上がりました。久しぶりにいい感じで出来上がったので画像アップしました。燃焼室はフルサークル形状で容積もビューレット測定しバラツキなし!
このヘッドはEXHにベリリューム銅のシートリングを使います。ベリリューム銅は難しいですよ。時効で硬化する性質を持っている様で、非常に頼もしい金 属です。当社ではバルブシート材は様々な物を使用しています。ベリ、ブロンズ、耐熱鋼、鋳鉄、焼結、などです。同じ呼びでも数種も種類の有る物もあります。