SR20クランクオイル穴加工のその後です。
ノーマルの硬球栓を抜いてゴミ掃除をしました。やはり凄い量のゴミカーボンが出てきました。
その後上画像の様に加工して新たなプラグ栓を入れてオイル穴を塞ぎます。この加工は昔ながらの定番な加工方法です。
タップの下穴も少し深めに入れて少しオイル溜まりを作ってやりました。これで若干ですがオイル保持しやすいようにしてみました。
この後再度オイル穴内をきれいに掃除して下画像の様にプラグ栓を入れて締め付けます。オイルリークしない様に注意しながらの締め付けです。

S20エンジンのバルブシールです。
左側の組み合わせが本来のシールです。バルブガイドの上端部にOリングを乗せてそれをバルブシールキャップで押さえつけ少し潰してシールする仕組みです。
このキャップはバルブスプリングインナーで押さえています。
バルブガイドの取付高さ寸法が正規と違ってしまうとOリングの潰れ具合が変わりオイル下がりをしてしまう事があるんです。
しっかりとガイドの取付高さを管理し加工しないといけません。
右は純正のOリングとキャップを使用しないで取り付くバルブシールです。他のエンジン用の物を流用です。最近は皆このシールに変更して組んでいます。
オイル下がりに対しての信頼性が違います。
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