ナプレック ワークス

エアーファンネルを作ってみました

Nov 18th, 2010
削り出し

削り出し

 

削り出しのエアーファンネルを作ってみました。

カッコイイです。

長いしテーパーとRのつながりとかに苦労します。カール部の裏側も少し苦労しますね。

クランクシャフト改

Nov 16th, 2010
MINI1300クランク比較

MINI1300クランク比較

 

ROVER MINI1300のクランクシャフト2本です。左がノーマル品です。(錆びていますが)右は改造途中の状態です。

数日前に扇形の金属辺を紹介したと思いますが、右側の加工中のクランクシャフトに取付するのです。

そう!カウンターウエイトの付けたしです。この加工を行うと調子はかなり良くなります。中間からのトルク感と回転の伸びに変化が。。スリーベアリングの弱点を補ってくれるようです。
当社でMINIレースを行っていたときにサーキットテスト済みです。

下の写真がウエイトを当てている状態です。このあと歪みの出ないように注意しながら溶接です。マダマダ工程は沢山残っています。この先に行うダイナミックバランス修正は特に気を使う工程で修正方法もノウハウがあるんです。

 

MINIクランク改

MINIクランク改

RANGE ROVER

Nov 11th, 2010
ROVER V8

ROVER V8

 

RANGEROVERのV8エンジンdす。
正直初めて見たシリンダーブロックでした。

このブロックのライナーを何とかしたいとの事で色々と検証しています。
ライナー抜きの専用治具を作って何とか抜き取りました。

驚きのストレートスリーブです。下部に小さな段差がありそこに乗っている、下棚でした。ブロックの下穴をチョイチョイと加工して新規にスリーブを入れます。

まだまだ難関はありますが頑張りましょう。

クランクシャフト改

Nov 10th, 2010
ウエイト

ウエイト

 

クランクシャフトウエイト部に追加で写真の物を溶接取付します。

おもりです。

カウンターウエイトはそれなりの重量があったほうがいいので、この様な改造をします。もちろん全てのエンジンにこの改造が出来るのではないのですが、このエンジンは改造可能なのと効果も絶大です。

英国車の3ベアリングクランクです。

JDDA DRAGレース最終戦

Nov 09th, 2010
安藤選手

安藤選手

 

決勝戦は日も落ちナイター状態でのレースとなりました。
コースはライトで照らされて明るくなっていますが昼とは違う中でのレース。
なんとも迫力のある決勝戦でした。

優勝した、安藤選手です。

 

安藤選手

安藤選手

JDDA DRAGレース最終戦

Nov 08th, 2010
仙台ハイランド

仙台ハイランド

 

先週の週末に行われたJDDAドラッグレースイベントに参加してきました。
テントを張り加工済みのシリンダーヘッド等を展示し皆さんに見ていただきました。

最終戦ということもあり参加車輌台数は多くとても楽しかったです。

下の写真のエンジンの加工も当方も携わりました。
スタート時にフロントが浮きながら走る姿は大迫力でした。タイムもいいタイムで走りカッコよかったです。

JDDAドラッグ

JDDAドラッグ

 

燃焼室の修理

Nov 04th, 2010
Lamborghini

Lamborghini

 

V12の燃焼室修理が終わりました。
シートカットも済ませて、突き出し寸法もいい感じに仕上がりました。

あとは、良く洗浄していただき組付けして下さい。

JIMTOF2010 工作機械見本市

Nov 01st, 2010
東京ビッグサイト

東京ビッグサイト

 

東京ビッグサイトで行われている。工作機械見本市に行ってきました。毎回非常に楽しみにしているイベントです。ものすごい出展社数で刺激になるなんてもんじゃないです。

マシニングセンターはほとんど5軸機械です。付加価値の高い仕事をするには5軸加工機ですね。どの機械を見ても「よだれもの」でした。
今回の展示会で特に感じたのはアジア系の外国人が多かった事です。中国、台湾、韓国、タイランドなどです。物づくりがアジアの国外に多数出ている事の証ですね・・・。
出展社も台湾などのメーカーがブースを出して頑張っていました。

当社も、あの機械を買って、あれも買って、それも買いたいーです。
いい仕事する為に、もっと設備投資しないとなー!

その他、面白かったのは通路に日産35GT-Rが展示してあり、エンジンの組立からベンチテストまでの工程をモニターで流していた事です。

工作機械を使い製造加工する代表的な部品は、自動車部品ですから。
ヤマザキマザックのブース前の写真です。 ↓

えふわん!

えふわん!

イタリアン クラッチ

Oct 29th, 2010
Lamborghini

Lamborghini

 

ごついクラッチです。イタ車のクラッチですが、かなり強そうです。スターターのリングギア部もモジュール値も大きそうですし。中に着くディスクのインプットスプラインも荒目です。

カバーの形はポルシェなどとも同じ様な形ですね。

プル式のクラッチでした。

燃焼室の修理

Oct 28th, 2010
Lamborghini

Lamborghini

 

燃焼室の修理をします。

真中の気筒の燃焼室が激しく痛んでいます。シートリングの脱落が原因なのかな~と思われますが、、恐ろしいです。

下の写真がアップの姿です。(結構痛々しいですね。)気合で修理をしないといけません。
イタリアの闘牛車のV12エンジンですから。
V型の場合一番気をつけないといけないのが、歪みです。なんといっても面研の量を最小限にしないと反対側のヘッドとの圧縮が変わってしまうのです。その他にはバンクにまたがった部品類が取付出来なくなってくる事です。

修理前

修理前

 

                      ↑ 修理前の状態です。
お!シートリングの材質は、アレだね。当社にとっては、やりやすい材質です。シートリングを外して溶接です。

 

溶接&燃焼室成形&シートリング入れ後

溶接&燃焼室成形&シートリング入れ後

溶接を行いシートリングを新たに入れ燃焼室を仕上げ研磨しました。(途中の写真はとり忘れました)この後はシートカットをして最後にヘッド面の面研です。

もう少しの工程が残っています。