ピストンバルブリセス加工

May 20th, 2009
S20ピストンリセス加工

S20ピストンリセス加工

今日は地味にピストンのバルブリセス加工をしていました。

様々なピストンを加工します。今日は、ホンダの旧車N360のピストンから始まり。ポルシェ964のピストン。三菱ランサー4G63のピストン。最後に日産のS20のピストンです。

バルブの傾斜角もバルブの径もみんな違うので段取りが大変です。

ハイカムを組む、バルブサイズを変えるなどの目的でピストンにリセス加工を施します。

織戸選手 アリスト

May 19th, 2009
爆走坂東組

爆走坂東組

織戸選手のアリストにステッカーを貼ってきました。

おきまり、BIGVALVEステッカーをフロントバンパーの左右です。

坂東さんの爆走ステッカーのそばです。

そして、リアウィンドウにもです。

サイドには、NATSさんのステッカーが大きく貼って有ります。NATSさんは、千葉にある自動車専門学校です。
優秀な生徒さんがたくさんいる学校です。

NATS

NATS

織戸選手 アリスト

May 19th, 2009
織戸選手のD1車輌アリストが新エンジンで完成です。
前にも紹介した、当社でイロイロ加工したエンジンです。
これからセッティングをスコーチさんで行います。楽しみです。
織戸選手 エンジンルーム
織戸選手 エンジンルーム
自分でも車の下にもぐり、連日作業をしているそうです。
ここ数日は徹夜状態が続いている。
そんな、ハイテンションとなっている。織戸選手です。
元気な、織戸選手

元気な、織戸選手

SR20DET シルビア

May 16th, 2009
SR20DETオーバーホール

SR20DETオーバーホール

SR20の腰下のオーバーホールする物が到着しました。

すでに、イロイロと加工がされている様です。スリーブも入っているし、オイルパンも社外の物がついています。

さあ、これから分解して各部の点検です。その後加工箇所が決まり実際の作業です。

VQ35ヘッド

May 15th, 2009
VQ35 NISMOヘッド

VQ35 NISMOヘッド

V型続きですね。

これは、VQ35のシリンダーヘッドです。NISMOのハイコンプになる燃焼室の物です。

バルブは、チタンバルブです。驚く軽さです。

SR311 U20

May 12th, 2009
U20ヘッド

U20ヘッド

フェアレディSR311のシリンダーヘッドです。多分昭和42年頃の製造です。

このエンジンは、オイル周りのトラブルでエンジンが破損しているのを多く見ます。特にシリンダーヘッドのカム周りはかなりきついです。

シリンダーヘッドにオイルが上がるには、ジャックシャフトの一部を通過して上がっていきます。このシャフトのメタル内を通るんです。

クランクメタルも痛んでいる物が結構見られます。

さあ、ヘッドカムラインを修理です。

35GTR VR38

May 11th, 2009
VR38バランス修正前

VR38バランス修正前

バランス修正前のデーターです。

ノーマルコンロッドの回転部分の重量が○○○gだった物が、○○○gに軽くなって、更に往復部分の重量は○○○になったし、ピストンは変わらないから重量も・・・???!!!結果!ウエイトの重量が70gも重たい状態となってしまったじゃない。

10g-mm以内に仕上げないといけないし、こりゃ大変です。
とにかくイロイロと削って仕上げないと。

 

VR38バランス調整後のウエイト

VR38バランス調整後のウエイト

で、こんな感じに削り穴も開けて仕上げました。↑ チョッと苦労しましたが、かなりいい出来だと思います。

 

そして、数値はこんな感じです。 ↓

VR38バランス修正後の数値

VR38バランス修正後の数値

 

65mgと89mgです。もちろん10g-mm以下にもなっています。
とにかくV型エンジンはしっかりとバランスを取りましょう。

プロペラシャフト加工

May 11th, 2009
最近多いプロペラシャフトの加工

最近多いプロペラシャフトの加工

また、プロペラシャフトの加工が入ってきました。

最近すごく多いです。ペラの加工!

パイプを新規な物に交換したり。先端のヨークとユニバーサルジョイントを他の物と交換したりと加工します。

バランスもばっちりと取って塗装して完成です。

35GTR VR38

May 09th, 2009
VR38クランクバランス修正前

VR38クランクバランス修正前

VR38クランクシャフトをバランス修正します。

V型のエンジンは、バランス難しいんです。

知っている人は知っていますが、V型はダミーウエイト(BOBウエイト)をクランクピンに抱かせてバランス修正をしないといけません。このダミーウエイトの設計は使用するピストンやコンロッドなどの部品の重量が影響するのです。

純正クランクは純正のピストン、コンロッド等でバランスが取れています。アンバランスが無い状態です。ですから、ピストンやコンロッドが純正と重量の違う社外の物などに交換してしまったら、クランクバランスは狂ってしまいます。

今回のVR38はコンロッドをH断面の物に変更です。重量もかなり軽量になりました。(ザウルスさんのオリジナルコンロッドです)
コンロッドの回転運動質量と往復運動の質量を測定しダミーウエイトの設計です。

VR38クランクバランス作業中(BOBウエイト取付状態)

VR38クランクバランス作業中(BOBウエイト取付状態)

2JZヘッド完成!

May 01st, 2009
織戸選手と俺

織戸選手と俺

赤いアリスト用の2JZのヘッドが完成しましたので、お渡ししてきました。

ヘッドは当然!当社のBIGバルブを使ったハイレスポンスキット&燃焼室フル機械加工を施した物です。排気量の関係で今回の燃焼室は容積大きめに加工仕上げしました。そうですね。。。通常の容積よりも3.5cc程大きめにしあげました。これで狙った圧縮比になると思います。

腰下もフル加工し納品しました。ある輸入物のピストンでダミーヘッド付きのボーリング・ホーニングです。クランクは曲がりの点検とフルバランスです。フルカウンタークランクですが、バランス難しいですよ。

クランクシャフトダイナミックバランス! ノウハウ、イロイロ、アルンデス~。

俺の顔が変にニヤケテいるので、危険ですからモザイクしておきました。
明日からのスーパーGT.富士!ガンバッテクダサイ!

(画像は、スコーチさんのブログから拝借しました。m(__)m http://ameblo.jp/scorch